大雨になると、塗装が剥がれないか、防水は大丈夫なのか気になるものです。また、ウッドデッキなどの木材でできた製品の劣化や防水も心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、そんな皆様に防水塗装や木材にも使える防水塗料について説明します。
1.防水塗装は何のために行うのか
防水塗装は、建物を水の被害から守るために行います。とくに懸念されるのは大雨です。大雨により、屋根や外壁のすきまから雨漏りしてしまうことがあります。それを防ぐためには、コーキング施工や塗り直しなどが有効です。
1-1.雨漏りを避けるため
当然ですが、雨漏りは避けたいものです。万が一、雨漏りなどで家の中に水が入ってきたら、部屋中が水浸しになってしまいます。そんな状況になれば、木材でできている家財道具などが腐敗してしまうことも考えられます。ケースバイケースですが、仮に大雨によって外壁から雨漏りが発生したら、塗装による補修が可能です。その場合、アクリルやウレタンなどの塗料を使って防水塗装を施します。
1-2.大雨から外壁を守る防水塗装
大雨から外壁を守るために塗装する場合もあります。仮に外壁に何らかのダメージがあったり、劣化していたりすると、その部分から雨漏りが発生する可能性大です。たとえば、外壁のひび割れ、サイディングのつなぎ目などが挙げられます。こうしたダメージが確認されたら、防水塗装をしておくと雨漏りを防げるでしょう。たとえば、外壁のつなぎ目にコーキング施工を行うと防水になります。または防水塗装として塗り直しをすれば、外壁からの雨漏りを防げるでしょう。
2.ウッドデッキなどの木材に使える防水塗料
外壁や屋根以外にもウッドデッキやお庭で使うテーブルやいすなど、木材で作られている物も、万が一の時のために防水施工をしておきたいものです。そこで、ここでは、防水対策に使える防水塗料を紹介します。
2-1.手軽に木材にスプレーできる防水塗料
木材に薄めずそのままスプレーして、防水の効果を得られる防水塗料があります。無色透明で木材のみでなく、コンクリートにも塗布できます。雨による防水の他、塩害、凍害、カビにも効果があるのです。木材の製品としては、ウッドデッキなどの他、雨戸や戸袋、バルコニー、ログハウス、ベンチなどにも使えます。ただし、ペンキやニスなどの旧塗膜がある場所には使用できないので、ご注意ください。
2-2.UVカットもできる防水塗料
色褪せ防止のUVカット効果がある防水塗料も木材に使えます。木材の防水の他、防虫、防カビ、防藻効果もあります。木目に浸透し、半透明着色仕上げなので、木目がくっきりとした状態で仕上がるのです。また、木材にしみ込みやすく、油性の塗料と比較すると、気になる臭いが少なく、べたべたしません。塗料の取り扱いが初めての人でも戸惑いなく使えます。ウッドデッキの他、ログハウス、プランター、工作の作品、窓枠などに使用できます。ただし、食品に関わる場所、犬小屋などには、使わないでください。
2-3.水性で木材に塗りやすい塗料
水性で塗りやすく、強力な撥水効果がある塗料です。臭いもきつくないので、臭いが苦手な人にもおすすめです。また、塗布直後から効果が発揮され、長期間効果を維持します。そして、シロアリ、キクイムシといった害虫への効果も確認されているので、虫が苦手な人にもおすすめです。ウッドデッキの他に、ログハウスやベンチ、雨戸、羽目板、ガーデン用木材などに幅広く使えます。
2-4.速乾性の塗料
速乾性のある塗料も存在します。気温30℃の夏の場合、約10分で乾きます。木目を崩さないで乾くのもうれしいところです。木材を使ったテーブル、いす、本棚などにおすすめです。その他室内にある窓枠、ドアといったところにも使えます。薄めずに使うことがポイントです。ただし、使う際は必ず、用途にあったニスの上塗りをしてからにしてださい。
3.木材にも使える防水塗料を購入できるところ
上記で紹介した木材にも使える防水塗料を購入できるところを紹介します。以下の3つについて、説明します。
・塗料の通販サイト
・塗装専門店
・ホームセンター
3-1.塗料の通販サイト
外壁塗装などに使う塗料を扱っている通販サイトがあります。数多くの商品を取り扱っているので、ほしい物がみつかるはずです。通販サイトは、塗料のみでなく食品や本、洋服などあらゆる物を販売しているところは、少なくありません。塗料のページにたどり着くまで大変と感じる方もいらっしゃるでしょう。
3-2.塗装専門店
塗装専門店でも買えます。実際の店舗であれば、お店の人に塗料について詳しく聞くことも可能です。コミュニケーションをとりながら、買い物したい人におすすめです。ただし、塗装専門店は数多く存在するお店ではありません。中にはホームページで売買するお店もあります。ネットでチェックしてみてください。
3-3.ホームセンター
日本各地にあるホームセンターでも取り扱っています。しかし、地域によっては車でないと行かれない場所にあります。車の運転をしない人にとっては、行くのに不便です。ホームセンターは広いので、お目当ての塗料がどこにあるかわからないものです。その場合は店員さんに尋ねてみて下さい。
4.まとめ
万が一の雨漏りなどを考えて住宅などに防水塗装を行う場合もあります。また、安全な生活のために、少しでも劣化が見られたら、コーキング施工かやり直しを行うのです。そして、木材には防水塗料を使い、防水や防カビなどを予防します。ただし、種類が豊富なので、ご自身にとって使いやすものを選んでください。「株式会社ティーダ」は塗装工事のプロフェッショナルです。防水に関してのノウハウも多数取り揃えております。塗装に関してお困りの際は、どんなことでもご相談ください。